春との旅
老人と孫娘の二人旅を通して、生きることの意味を問いかける人間ドラマ
2010年5月22日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI 2 ほか全国ロードショー
北海道、4月。元漁師の忠男(仲代)は、小さな町で仕事を失ってしまった孫の春(徳永)と共に、疎遠になっていた親類縁者を訪ね歩くという、気の乗らない旅に出ることになる。家族を巡る二人の旅は、否応なく、忠男と兄弟たちとの過去の愛憎を炙り出していく。春は、そんな忠男の葛藤を目の当たりにし、やがてある感情の芽生えが起こってくる。その変化は、忠男と春を生きることそのものの根幹にゆるやかに近づけるのだった。
原作・脚本・監督は、『愛の予感』『バッシング』『ワカラナイ』などで世界中で注目を浴びる小林政広。人生最後の旅に出た老人と、新しい人生への一歩を踏み出した孫娘の二人旅を通し、「生きることとは何なのか」という永遠不滅のテーマを、厳しくも温かく描き出す。主演は、脚本に惚れ込み、渾身の演技で元漁師の忠男を演じる仲代達矢。その孫娘・春役を徳永えりが演じるほか、大滝秀治、菅井きん、淡島千景、柄本明、香川照之ら日本映画界を代表する名優が脇を固める。



