おとうと
家族の絆とは、人生とは、別れとは何かを切々と問いかける、笑いと涙の物語
2010年1月30日(土)ロードショー
東京の私鉄沿線、商店街の一角にある高野薬局で夫亡きあとの薬局を切り盛りし、一人娘の小春(蒼井)を育ててきた吟子(吉永)。小春とエリート医師との結婚が決まり、一家は幸せの頂点にあったが、結婚式当日、音信不通だった弟・鉄郎(鶴瓶)が突然現れる。以前も吟子の夫の十三回忌で、酔っ払い大暴れした鉄郎。今日は一滴も飲まないと約束するが案の定、鉄郎は我慢できず酔っぱらって大騒ぎし、披露宴を台無しにしてしまう。激怒する身内の中、鉄郎をかばうのは吟子だけだったが、後日、ある出来事がきっかけで、吟子は鉄郎に絶縁を言い渡してしまう。肩を落として出ていく鉄郎の背中に不吉な予感を覚える吟子だったが…。
『家族』『幸福の黄色いハンカチ』『息子』『学校』シリーズなど、その時代ごとに日本の家族を描き続けてきた山田洋次監督が、10年ぶりの現代劇となる本作で、戦後の昭和に生まれ育った姉と弟の絆を、バブル景気の直前に生まれた娘の眼を通して描いていく。しっかりものの姉・吟子に扮するのは、吉永小百合。憎めない問題児の弟・鉄郎には、笑福亭鶴瓶。





